こんにちは!
今回レビューするのは、アシックスの大人気ランニングシューズの「マジックスピード5」
「マジックスピード4からどう変わった?」
「サイズ感は?」
「サブ4目標にはどう?」
そんな人に、サイズ感や重量、実際の履き心地からペース別の使用感、マジックスピード4との違いについて詳しくレビューしていきます!
イチマー大人気シューズが驚きのモデルチェンジ!
マジックスピード5のレビュー
- スペック
- 外観
- 仕様
- 重量
- サイズ感
- 実際の履き心地
マジックスピード5のレビュー
スペック


| アッパー | エンジニアードメッシュ |
| ミッドソール | FF Leap FF BLAST PLUS |
| ドロップ | ヒール37.5㎜・前足部30.5㎜(8㎜ドロップ) |
| アウトソール | アシックスグリップ |
| 重量 | 201g(27.5㎝)実測値 |
| 価格 | 19,800円(税込み) |
外観と仕様


アッパー素材は、エンジニアードメッシュ素材。
アッパー素材自体は硬めでしっかりした印象。


靴ひもは、メタスピードシリーズと同じで軽量なギザギザ加工のもの。


シュータンは一体型ではないタイプで、要所にパッドが配置され厚くなっています。


アンクルパッドは比較的厚めのもので、ヒールカップは頑丈でしっかりと立っています。


ミッドソールは、カーボンプレートを挟む形で、上層にメタスピードTOKYOにも使用されている非常に軽量で反発とクッション性に優れた「FF Leap」、下層には安定感を重視した「FF BLAST PLUS」を配置。
前足部30.5㎜、ヒール部分37.5㎜の7㎜ドロップ。つま先の反りあがりは控えめな設計です。


アウトソールは、耐久力とグリップ力に定評のある「アシックスグリップ」を前面に採用。
ソールの中心部はくぼんでおり、カーボンプレートが見えます。
重量


重量は27.5㎝で201g!
ミッドソールにより軽量な「FF Leap」を使用し、厚みも37.5㎜に抑えることによって驚異の軽量化!
27.0㎝なら200gを下回るもはやスーパーシューズなみの軽さ!



素材や仕様変更で驚異の軽さ!
サイズ感


素足26.0㎝で、シューズサイズ27.5㎝がジャストフィット!
アシックスのシューズは27.0㎝で履くシューズが多数なのですが、割と細身でタイトな作りであったため、入念に履き比べた結果ハーフサイズ上げました!
とくに土踏まず付近の中足部は結構タイトになっています。
前作マジックスピード4は27.0㎝を履いており、つま先や母指球部など余裕が多少ありましたが、マジックスピード5はその余裕があまりなかったので、幅広や甲高の人はハーフサイズ上げるのが良いと思います。
他の着用しているアシックスシューズのサイズ感はコチラ↓
- メタスピードTOKYOシリーズ:27.0cm
- ノヴァブラスト5:27.0㎝
- スーパーブラスト2:27.0㎝
- S4+YOGIRI:27.0㎝
- マジックスピード4:27.0㎝



細身でタイトなので0.5㎝であげました!
履き心地


アッパー素材の硬めですが、足にピタッとフィットするような感覚があります。
全体的に細身な作りのため、余分なスペースが生まれず履き心地はまずまず。マジックスピード4で感じた履き口の硬さもありませんでした。


足首まわりのホールド感もよく、踵が抜けるような感覚は一切なし。ヒールカウンターの作りが良いのか、非常にホールド感を感じました。
履き心地に関しては好みにもよりますが、マジックスピード4のよりもタイトで硬さもマイルドになっているので好感触です!



タイトだけど履き心地はGOOD!
マジックスピード4との形状比較














マジックスピード4との比較
一目でわかるのは、ミッドソールが大幅にミニマルになったことではないでしょうか。40㎜を超えていた厚みも37.5㎜に、アッパーの幅から大きくはみ出していたソール幅もコンパクトになり、よりレーシーな仕上がりになっています。
つま先部分は、マジックスピード4ではよりラウンド形状で丸みがありましたが、マジックスピード5ではシャープな作りとなっています。
ロッカー構造(つま先の反りあがり)は、マジックスピード4の方が反りあがっており、マジックスピード5はフラット寄りになっています。


実走レビュー
実際にキロ6分ジョグ~キロ3くらいまでで走ってみました。
「FF Leap」がソフトな接地感


走った瞬間に感じたのが、接地のやわらかさ。
最上位モデルにも使用される「FF Leap」がとてもやわらかい接地感で、硬い印象だったマジックスピード4とは大きく変わりました。ただ、FF Leapの厚みはそこまでなく、下層にFF BLAST PLUSがあるため、メタスピードTOKYOと比較してはいけません。
反発は前作より劣るが脚は回る


反発感は前作「マジックスピード4」と比較すると弱いです。
マジックスピード5は、軽量化に振っているためソールが薄くなりました。そのため、反発性能は多少犠牲になっており、ロッカー構造も控え目。マジックスピード4のように勝手に足が転がっていくような感覚も少なめです。
くわえて、接地されているカーボンプレートもやわらかめで反発はマイルド。前への推進というよりも、横方向への安ブレを安定させるためのような感じです。
そのかわり、軽さをいかした取り回しの良さや回転の軽さがあり、自分で意識して脚を回して走るにはとても良いシューズになっています。



軽くて脚が回る!
抜群の接地感


今回のモデルチェンジで薄くなったミッドソールは、抜群の接地感を実現。
厚底ではぼやける「自分がどんな感じで接地しているのか」がよくわかり、よりフォームや接地を意識して走ることができます。
感覚的には「反発の弱いタクミセン11」「ちょっと分厚いアディゼロジャパン9」みたいな、アシックスにいままで無かったラインナップを埋めてきた感じです。
どんなランナーにもおすすめ


マジックスピード5はとても万能で、インターバルやテンポ走、坂道ダッシュなんかにも使いやすく非常に重宝します。アシックスさんありがとう。
ペース帯でいえば「なんでも使える」
厚底過ぎず抜群の接地感があり、安定感と程良い反発は、サブ3ランナーのトレーニングシューズから、サブ4ランナーの本番シューズ、ランニングを始めたばかりの人にもぜひ履いてほしい。
実際キロ6分~キロ3分30まで幅広いペースで走ったが、どのペースでも非常に走りやすかった。
フルマラソンのペースでいえば、4分30秒~5分のサブ3.5~サブ4には非常に良いと思います。



どんな人にもおすすめできるランニングシューズ!
まとめ
今回は、大幅にモデルチェンジした「マジックスピード5」をレビューしました!
特徴は以下の通り↓
- 重量は27.5㎝で201g(実測値)と大幅軽量化!
- サイズ感は素足26cmで27.5㎝がジャストフィット
- 軽量でソールが薄くなったため接地感がよく、脚がよく回るテンポ系シューズ
- テンポ走やロングインターバル、ジョグでもなんでも使える万能シューズ
- サブ3ランナーにもランニング初心者にも、どんな人にもおすすめのシューズ!
前作から大幅に軽量化しミッドソールも薄くなったため、非常にオールマイティなシューズに生まれ変わったマジックスピード5!
ランニング初心者から上級者、どんな人でも履けるアシックスの万能シューズです!
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