フルマラソンで4時間切り(サブ4)を狙うランナー向けとして登場したアシックス「S4+YOGIRI(ヨギリ)」。
S4+YOGIRI(ヨギリ)をサブ4ペースで実際に走ってみると、
後半でも安定感があり、4時間切りを狙うランナーに安心感のある一足でした。
本記事では、実際に走って感じたフィーリングをもとに、
- サブ4ペースでの走りやすさ
- クッション性・反発性・安定感
- フルマラソンでの使いやすさ
- どんなランナーに向いているか
を、サブ4目線でわかりやすく解説します。
イチマーフルマラソンサブ4を達成するために作られたYOGIRI!
サブ4対応シューズで反発寄りの感触を探している場合は、こちらの実走レビューも参考になります。
ヨギリがサブ4向けと言われる理由


S4+YOGIRIは、キロ5分前後のペースを安定して刻むことを想定して設計されたモデルです。
反発力を前面に出したレース用シューズとは異なり、
- ペースを維持しやすい安定感
- 後半でも脚を残しやすいクッション性
- 扱いやすい反発の強さ
といった、サブ4ランナーが求める要素をバランスよく備えています。
「速く走らされるシューズ」ではなく、自分のペースで淡々と走り続けられるのがヨギリの特徴です。
▶ アシックス以外も含めたサブ4向けランニングシューズは、別記事で詳しくまとめています。
→サブ4おすすめシューズ紹介記事
サブ4ペースでの実走インプレ
実際にS4+YOGIRIを履いて色んなペースで走ってみると、キロ5:00〜5:30前後の巡航ペースが非常に楽に感じました。
接地は安定していてブレが少なく、テンポよく脚が前に出る感覚があります。反発は強すぎず弱すぎず、無理にスピードを上げさせられる感じがないため、
- 前半で突っ込みすぎない
- 後半もリズムを崩しにくい
という、サブ4にとって理想的な走りがしやすい印象でした。
▶ 反発寄りの履き心地を求める人は、別モデルの実走レビューも参考になります。
→マジックスピード4のレビュー記事


クッション・反発性・安定感のバランス


ヨギリは、クッション性・反発性・安定感のバランスが非常に良いシューズです。
クッションは柔らかすぎず沈み込みすぎないため、着地時の安心感がありながらも、蹴り出しで転がり感があり、自然に前へ進める感覚があります。
特に感じたのは、接地時の横ブレの少なさで、疲れてきた後半でもフォームが崩れにくい点です。
フルマラソンでの使いやすさ


フルマラソンでは、後半の失速をいかに防ぐかがサブ4達成の鍵になります。
S4+YOGIRIは、
- 安定した接地
- 過度に脚を使わない反発と転がり感
- 疲労が溜まっても安心感のあるクッション
のおかげで、後半でも「まだ走れる」と感じやすいシューズです。
記録狙いではあるものの、安全に・堅実にサブ4を達成したいランナーにとって、非常に心強い一足だと感じました。
ヨギリが向いているランナー/合わない人


向いている人
- フルマラソンでサブ4を目指している
- キロ5分前後のペースで安定して走りたい
- レース後半の失速を減らしたい
- カーボン入りでも扱いやすさを重視したい
合わない可能性がある人
- サブ3などスピード最優先のランナー
- 強い反発でグイグイ進む感覚が好き
- レースペースがキロ4分台前半以下
「楽に・安定して・確実に」走りたいかどうかが、ヨギリが合うかどうかの分かれ目になります。
「S4+YOGIRI」のスペック・サイズ感


- 4つの「S」で、サブ4を目指すランナーのために開発されたシューズ
- 重量は27.0㎝で230g(実測値)
- 筆者の場合、サイズ感は素足26cmで27㎝がジャストフィット
- サブ4ペースで発揮される絶妙な転がり感、安定感とハイグリップの安心設計
| アッパー | エンジニアードメッシュ |
| ミッドソール | FF TURBO PLUS(上層部) FLYTEFOAM(下層部) |
| ドロップ | ヒール39.5㎜・前足部33.5㎜(6㎜ドロップ) |
| アウトソール | アシックスグリップ |
| 重量 | 240g(27.0㎝)メーカー値 |
| 価格 | 22,000円(税込み) |
外観と仕様


アッパー素材は、部位によって編み目を変えているエンジニアードメッシュ素材。
やわらかい履き心地を追求し、長時間履いていても快適な仕様。
マジックスピード4などのジョグ寄りのシューズと比較すると薄め、メタスピードと比較すると厚めの中間的な仕様。


靴ひもは、メタスピードなどの高速シューズにも採用されているもので、非常に薄く軽量。ふちがギザギザしていて解けにくい仕様。


シュータンも軽量のため薄めの仕様。素材は薄いながらやわらかく最低限のクッションあり。


アンクルパッドは薄すぎず厚すぎずの中盛パッド。


ミッドソールは、上層と下層に分かれた二層構造。
上層には、フラッグシップモデルにも採用されている高反発素材の「FF TURBO PLUS」、その下にしっかりした安定感のある「FLYTEFOAM」を採用。
前足部33.5㎜、ヒール部分39.5㎜の6㎜ドロップで、前足部はすこし反った形のロッカー構造になっています。
カーボンプレートはフルレングスのものが内蔵されています。


アウトソールは、耐久力とグリップ力に定評のある「アシックスグリップ」を前面に採用。
重量


公式では27.0㎝で240g!実際に購入したYOGIRIは230g(27.0㎝)!
安定感を向上させるために、ミッドソール下層にしっかりしたソール素材を使っていながら、アッパーや各パーツを軽量化しているため、230gと軽量な仕上がりになっています!



安定感を重視すると重くなりがちだけど、YOGIRIは軽い!
サイズ感と履き心地


素足26.0㎝で、シューズサイズ27.0㎝がジャストフィット!
アシックスのシューズは27.0㎝で履くシューズが大多数なので、アシックスを着用する人はいつものサイズでOK!
靴の幅も広い狭いは特に気にならず、「2E」程度だと感じました。




アッパーのフィット感は、素材が薄めで硬さが多少ありながらも、包み込むような感じで上々です。
足首周りのパッドは硬さを感じるもののホールド感はまずまずで、ジョグ用シューズのふかふか感などはありませんが、スピードシューズほどフィット感を損ねておらず、履き心地を重視したいランナーも安心して履くことができます。
他の着用しているアシックスシューズのサイズ感はコチラ↓
- メタスピードTOKYOシリーズ:27.0cm
- ノヴァブラスト5:27.0㎝
- マジックスピード4:27.0㎝



筆者は素足26㎝、2E幅の足で27.0㎝を着用!
アシックスシューズはだいたい27.0㎝で履いています!


他アシックスモデルとの違い


アシックス内で見ると、ヨギリは安定性重視のポジションに位置づけられます。
- マジックスピード:反発・スピード重視
- S4+YOGIRI:安定・持続性重視
フルマラソンでの安心感を取るならヨギリ、スピード感を求めるならマジックスピード、というイメージで選ぶと失敗しにくいです。
▶ 他のアシックスのランニングシューズはコチラ↓
よくある質問(FAQ)
Q. S4+YOGIRI(ヨギリ)は本当にサブ4向けですか?
A. はい。キロ5分前後のペースを安定して維持しやすく、フルマラソンでサブ4を目指すランナー向けに設計されたモデルです。反発が強すぎず、後半でもフォームを崩しにくい点が特徴です。
Q. フルマラソンで最後まで脚は持ちますか?
A. クッション性と安定感のバランスが良く、後半に脚が売り切れにくい印象です。スピード特化型ではないため、一定ペースで走るサブ4狙いのフルマラソンに向いています。
Q. マジックスピードとの違いは何ですか?
A. マジックスピードは反発力とスピード感を重視したモデルで、ヨギリは安定性と持続性を重視した設計です。フルマラソン後半の安心感を重視するならヨギリ、スピード感を求めるならマジックスピードが向いています。
Q. 初心者でも履けますか?
A. カーボン入りモデルの中ではクセが少なく、比較的扱いやすいシューズです。ただし、完全な初心者よりは「サブ4を狙っているランナー」に向いています。
Q. レース専用ですか?練習でも使えますか?
A. レース用として設計されていますが、ペース走やレースペース練習でも使いやすいです。反発が穏やかなため、脚への負担も比較的少なめです。また、メタスピードTOKYOなどのレーシングシューズを本番で履くエリートランナーの練習シューズとしてもおすすめです。
Q. サイズ感は通常のアシックスと同じですか?
A. 基本的にはアシックスの他モデルと同様のサイズ感です。足幅は標準的で、特別タイト・ルーズに感じることは少ないでしょう。
まとめ|S4+YOGIRIは「堅実にサブ4を狙う一足」
S4+YOGIRI(ヨギリ)は、以下の特徴を有したサブ4特化型ランニングシューズです。
- サブ4ペースでの走りやすさ
- 高い安定感とクッション性
- フルマラソン後半でも安心できる設計
派手さはありませんが、「確実にサブ4を達成したい」ランナーにとっては、非常に信頼できる一足だと感じました。
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