こんにちは!
今回は、スキージャンプ場ラージヒルを下から上まで駆け登る【RedBull400】の大会参戦リポートと、完走するための対策、好タイムを出すための対策、あると便利な装備品をご紹介します!
「レッドブル400ってなに?」
「完走するにはどんなトレーニングが必要?」
「決勝に行くにはどうしたらいいの?」
そんな人に、レッドブル400はどんな競技なのか?完走するため、または好記録で決勝に進むにはどうしたらいいのか?必要なトレーニング等の対策をご紹介します!

RedBull400の大会の様子や攻略法をご紹介します!
筆者は決勝進出経験あり!
- RedBull400とは
- 大会の様子
- 完走&好成績を出すためのポイント
- あると便利な装備品


RedBull400は「世界で最も過酷な400m」
出典:究極の400m坂道ダッシュ「Red Bull 400」史上最大規模1,644名がスキージャンプ台を大逆走! | レッドブル・ジャパン株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)
RedBull400は「世界で最も過酷な400m」と言われる競技で、2011年から世界各地のスキージャンプ場(ラージヒル)で行われています!


日本の開催場は北海道札幌市にある「大倉山ジャンプ競技場」
日本では2017年に上陸し、2024年には総勢1600名超の人が参加しています!
種目は男女個人フルディスタンス、リレー(男子、男女混合オープン、学生リレー)などがあり、一人で走るも良し、仲間で走るも良しの大会です!
RedBull400大会リポート
レース前
会場の大倉山ジャンプ競技場は札幌市内から車で約20分、電車バスで約40分のアクセス。


車の場合は周辺のスキー場などの駐車場が指定されており、そこから無料シャトルバスで大倉山ジャンプ競技場に移動します。




会場入ってすぐのところに受付があります。
予選HEATごとに受付時間が異なるので、時間をチェックして受付しましょう。


受付時にレースで着用するTシャツ・ゼッケン・足に付ける計測チップを受け取ります。




※レッドブル400はユニフォーム(参加賞Tシャツ)とゼッケンを付けての参加が条件となっています!
今回のTシャツは「UNBORDER」という2024年6月にローンチ予定のスポーツウェアブランド。
※175cmでMサイズがピッタリでした!




着替えなどの準備は更衣室を利用することができます。
荷物預かりはないので同行者に預けるか、荷物を置いておいても持って行かれないような対策が必要です。
ユニフォームにゼッケンを付けて着用、シューズに計測チップを取付けたら準備完了!
計測チップはマジックテープで簡単に取付できます↓


レース本番
レース本番は個人場合は予選と決勝、リレーの場合は決勝一発勝負となります。
個人戦は年代別に60人ほどのグループ(予選HEAT)に分けられ、各HEATの1位を含めた上位30人が決勝へ進出します。



決勝進出には5分を切るのが目安!
招集


招集は各HEATのスタート30分前です。
きっちり30分前に集まらなくても大丈夫ですが、遅れないよう注意しましょう。
レース実走


前のHEATがスタートすると、招集場所からスタート地点のアーチ前に移動します。


前のHEATが終わるまでの間に、準備運動と試走(前方にあるディフェンダーくらいまで走れる)をしたらいよいよスタート!
制限時間は15分!タイムオーバーの場合はコース横から退場となりますので、頑張って登り切りましょう!
レース後


登った後の景色は最高
出典:「世界でもっとも過酷な400メートル走」は、「世界でもっとも達成感のある400メートル走」だった!Red bull 400 2024参戦レポート (FINDERS) – Yahoo!ニュース
ゴールしたらおそらく脚がパンパンで動けくなるので、安全マットの上で休憩ができます。
水やレッドブルなど飲み物ももらえるので心配無用!


帰りはしっかり休憩して、リフトで下まで戻ります。


完走メダルはレッドブルのブースで計測チップと交換でもらうことができます!


決勝進出の場合は、計測チップをまだ使用するので決勝が終わってからの受け取りになります。決進出の可能性がある場合は、予選HEATが全部終わり結果がでるまで待ちましょう!
会場には様々なブースが出店!




会場にはたくさんの企業ブースが出店。キッチンカーも多数出店!
ランニングシューズの「On」では、シューズのレンタルもしており、それを履いてレースに参加している人もたくさんいました!


地元北海道の学生さんに無料のストレッチやテーピングなども施術してもらえます。




テーピングや鍼、灸なども施術してもらうことができ、パフォーマンスアップやレース後のケアもできちゃいます!


そしてレッドブルが飲み放題!いつでももらえるので飲み過ぎないように気をつけてください笑



カフェイン摂り過ぎには注意!
完走するためのポイント&好成績を出すコツ
ここからはRedBull400の完走するポイント、好タイムで決勝に行くためのポイントを紹介します!
大事なポイントは以下のとおり↓
- シューズ選び
- 走り方のポイントをおさえる
シューズ選び
シューズはトレイルランニング用がおすすめ!




序盤100mは人工芝、中盤の斜面はブラシマットの上にあみあみのロープ、終盤の滑走路は木板となっています。
ランニングシューズでも問題ないですが、滑りやすいので、なるべくグリップの効く軽いトレランシューズがおすすめです!
おすすめは軽量ハイグリップのMERRELL「MTL SKYFIRE2」





滑ると体力の消耗も激しいのでグリップの強いトレランシューズがオススメ!
あると便利なもの
あると便利なのはコチラ↓
- サングラス
- 手袋
サングラス


会場は日当たりが非常に良く、昼間のレースは日光の反射が強い!
サングラスがあると目が疲れず斜面をしっかり見れるのであると便利!
オークリーのランニング用サングラス「コリドー」はズレにくく、普段使いにも◎







筆者はサングラスを忘れてしまい、結構眩しかったです。
手袋(グローブ)


手を使ってガツガツ登るなら手袋があると便利!
序盤の斜面ロープやブラシ、後半の木材を気にすることなく手を使うためには手袋必須!
ワークマンなどで売っている匠シリーズやライトグリップなどが安価でおすすめ!



ちなみに筆者は予選で手袋着用、ほとんど手を使わなかったので決勝はなしでの挑みました!
走り方&登り方
走り方のポイント(コツ)は以下のとおり↓
完走したい人
- 飛ばし過ぎない
- 四つん這いになって全身で登る
完走が目標の人は、とにかく無理をしないこと!
最初の下り道100mを落ち着いて走り、坂道は一定のペースで淡々と登ること。脚がきつくなる前に手を使って全身で登っていくのが◎
好タイムを出したい人
- 飛ばし過ぎない
- できるだけ四つん這いにならない
好タイムを出したい人も飛ばし過ぎない!
最初の100mは落ち着いて走り、坂道では四つん這いにならないのが◎
タイムを出したい人は負荷が強いので、四つん這いでペースを上げると一気に酸欠になります!できるだけ脚だけ登っていき、最後のスパートで手を使うのが◎



レッドブル400の記録保持者である上田瑠偉さんのフォームが力強く美しかった!
まとめ


今回は「世界で最も過酷な400m」と言われるRedBull400の大会の様子と対策をご紹介しました!
5月の北海道は気候が最高で、登り切った達成感とゴールからの景色は最高!
完走を目指したい人は「トレランシューズ」「サングラス」「手袋」を準備して万全の態勢で臨みましょう!
ジャンプ競技場を登るという非日常をぜひ体験してみて下さい!
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