【アディゼロジャパン9】さらに軽量進化!アディダス薄底シューズ「ADIZERO JAPAN9」をレビュー!

こんにちは!

今回は、アディダスの薄底ランニングシューズ「アディゼロジャパン9」をレビューします!

「アディゼロジャパン8は神シューズだったが、アディゼロジャパン9はどうなの?」

「アッパーがやわらくなったって本当?」

「アディゼロジャパン9の重量は?サイズ感は?」

そんな人に、神シューズだった前作アディゼロジャパン8から、さらにアップデートされた薄底ランニングシューズ「アディゼロジャパン9」を、外観や仕様、重量やサイズ感、実際の履き心地まで詳しくレビューします!

イチマー

貴重な薄底神シューズが待望のアップデート!

サイズ感は前作アディゼロジャパン8よりも前足部がタイト目に感じたため、筆者はハーフサイズUPの27.5cmをチョイス!

素足26.0cm

→アディゼロJAPAN8(27.0cm)

→アディゼロJAPAN9(27.5cm)

この記事の内容

アディダス「アディゼロジャパン9」レビュー

  • 外観
  • 仕様
  • 重量
  • サイズ感
  • 履き心地
  • 実走感
BASE FOOD(ベースフード)


目次

アディゼロジャパン9のレビュー

アディゼロジャパン9はこんなシューズ↓

  • 数少ない薄底モデルのランニングシューズ
  • 神シューズだった前作アディゼロジャパン8から軽量化、フィット感および反発感UP!
  • 薄底好きのランナー、脚(足)を鍛えたいランナーにおすすめ!

なかなか無い貴重な薄底ランニングシューズ「アディゼロジャパン9」、さらに詳しくレビューしていきます!

外観と各仕様

アッパー部分

アッパー素材は「ライトロック」

前作であまり評判の良くなかった硬めのメッシュアッパーから、柔らかく軽量なアディダス独自のストレッチ素材「ライトロック」になりました。

このライトロックは今までにない非常に薄くて柔らかい素材で、ツルツルした触感も良く伸縮性も抜群です。

前作ジャパン8のメッシュ素材から伸縮性が大きく向上し、フィット感が大幅に向上!

シュータンは中で縫われており一体型のような仕様で、薄めながらある程度の厚みをシュータンに持たせてあります。

イチマー

新しいアッパー素材がとてもいい!

かかと部分のパッドも前作から形状が変わり、かかと部分からくるぶし部分の縁に向かって全体的に厚みを持たせた作りになりした。

イチマー

アディダスシューズの頼りなかったホールド感が改善!

ミッドソールの厚さは、前足部20㎜・かかと部分27㎜の7㎜ドロップ

ミッドソールは30㎜以下のいわゆる「薄底」

トップモデル同様のフルレングスのライトストライクプロ(低密度高反発素材)を使用しています。

また、カーボンプレートは非搭載ですが、中足部に「ドッグボーン」と言うナイロン製のプレートが入っており、着地時のグラつきを抑える効果があります。

ちなみに前作アディゼロジャパン8は、前足部にライトストライクプロ、中足部からかかとにかけてはライトストライク2.0を使用しており、グラスファイバー製のプレートが入っていました。

つま先の反り上りもやや中足部側によっており、より脚が回りやすい作りに。

イチマー

フルレングスのライトストライクプロでクッション性と反発力がUP!

アウトソールは「ライトトラクション」+「コンチネンタルラバー」

アウトソールの大部分は新素材の「ライトトラクション」に変更。

ライトトラクションは比較的柔らかいラバーのような素材で、前足部から足の外側にかけて格子状に凹凸が付いています。

前作ジャパン8は前足部前面にコンチネンタルラバーを配置していましたが、ジャパン9は負荷のかかる蹴りだしの母指球から親指にかけての部分にのみ。

イチマー

ライトトラクションのグリップは問題なし!

重量

重量はなんと171g(27.5cm)

重量は前作のアディゼロジャパン8から大幅に軽くなりました!

アディゼロジャパン8は27.0cmで208gほどだったので、かなりの軽量化!

イチマー

いくら薄底とはいえ170gは軽い!

サイズ感

気になるサイズ感ですが、前作アディゼロジャパン8よりも前足部がタイトになっており、アディゼロジャパン8よりハーフサイズUPがおすすめです!

筆者の場合、素足26.0cmでアディゼロジャパン8は27.0cm(つま先に余裕あり)を着用。試着時に27.0を履いたところ、つま先部分の余裕があまりなかったため(ギリギリ履ける感じ)、ハーフサイズUPの27.5cmにしました。

その他のアディダスシューズのサイズ一覧↓

  • アディゼロジャパン8:27.0cm
  • アディゼロSL2:27.5cm
  • アディゼロボストン12:27.0cm
  • アディオスプロ3:27.0cm
  • アディオスプロ4:27.0cm
  • アディゼロタクミセン10:27.0cm
  • スーパーノヴァライズ:27.0cm
イチマー

アディゼロジャパン8よりタイトな作りです!ハーフサイズUPがおすすめ!

着用感&実走レビュー

実際にアディゼロジャパン8と履き比べ

履き心地は非常にやわらかく、伸縮性のある「ライトロック」が足にぴったりとフィットします。

アディゼロジャパン8の硬めのメッシュアッパーとは正反対で好印象。通気性も問題なし。かかと部分のパッドも厚みがあり、こちらもホールド感がかなり良くなりました。

シュータンが若干短めで、人によっては履き心地が浅めに感じるかもしれません。

かかと周りのフィット感は上々。

フィット感はアッパー素材の変更で、全体と通してかなりタイトになっています!

プレートの類がないため、ミッドソールが非常に柔軟で足への追従性が非常に良いのもJAPAN9のポイント。

170gちょっとの軽さと相まって非常に操作性が良い印象です。

イチマー

足の動きに柔軟に対応してくれるよ!

そして何気に靴ひもを通す穴がきつめになっており、しっかりと締め込んだ分だけホールドしてくれて靴ひもを縛るのが非常に楽になりました。

総じて履き心地は、軽量化とタイトな作り、アッパー素材がやわらくなったことで前作からかなり良くなっています。

イチマー

軽量化とアッパー素材の変更で履き心地が良くなりました!

フルレングスのライトストライクプロはクッションと反発感がUP

前作ジャパン8は前足部のみだったライトストライクプロがフルレングスで搭載されており、クッションと反発感が大幅にUP(ライトストライクプロもより低密度高反発になって進化している模様)。

中足部のドッグボーンと薄底ゆえの安定感なのか、着地時のグラつきはほぼ無し。

アウトソールのライトトラクションの地面へのあたりが柔らかく、吸い付くような接地感でグリップも問題なし。母指球部分にあるコンチネンタルラバーを足裏にしっかり感じるため、蹴りだしのポイントがしっかり伝わります!

クッション性や反発は向上していいますが、やわらかくなっているので、アディゼロジャパン8のような「パリッ」とした接地感はあまり感じなくなりました。

ソールの柔軟性や軽量化による「素足に近い感覚」はしっかり残っており、ジョグ~スプリント~距離走までオールラウンドに「自分で走る感覚」が得られるアディゼロジャパンのDNAは引き継いでいるようです!

薄底でマラソンを走りたいという人には、かなり良いシューズになると思います!

イチマー

ソールのクッションが柔らかくなり接地感は若干弱くなりましたが、軽さと追従性でより自分の足で走る感覚を得られます!

まとめ

今回は、進化した薄底神シューズ「アディゼロジャパン9」をレビューしました!

アディゼロジャパン9はこんなシューズ(主にアディゼロジャパン8との比較)↓

  • 前作アディゼロジャパン8からさらに軽量化(27.5cmで片足実測171g)
  • アッパー素材や各仕様の変更でフィット感UP
  • フルレングスの薄底ライトストライクプロはクッション・反発感◎(もはや薄底レーシングシューズ)
  • 薄底のメリット(接地感や脚を鍛える感じ)は若干薄れてしまったかもしれない。

コアな薄底好きランナーには物足りないかもしれませんが、薄底ランニングシューズとしては万人におすすめできる薄底の究極系に近づいたモデルではないでしょうか。

薄底シューズでのトレーニングを織り交ぜることで、より効果的なトレーニングが可能になるので、ぜひアディゼロジャパン9をお試しください!

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