今回レビューするのは、アディダスの「アディゼロタクミセン11」!
「タクミセン11のサイズ感は?重量は?」
「アディオスプロ4や他のシューズとどう違うの?」
そんな疑問を持つ人に、アディダスの軽量高反発ランニングシューズ「アディゼロタクミセン11」を詳しくレビューします!

進化する軽量高速シューズ!それがタクミセン!


アディダスランニングシューズ「アディゼロタクミセン11」のレビュー
- スペック
- 外観
- 重量
- サイズ感
- 実際の履き心地
アディゼロタクミセン11レビュー


アディゼロタクミセン11をサクッと紹介!
- 駅伝やハーフマラソンなどの短いロードレース用の高速ランニングシューズ
- 高機能フォーム「ライトストライクプロ」とグラスファイバー製の五本指ロッド「エナジーロッド2.0」を搭載
- 前作タクミセン10から12g軽量化(27.0㎝)
- サイズ感はタクミセン10と同じでOK!(素足26cmで27㎝がジャストフィット)
- 履き心地はアディオスプロ4から柔らかさを抜いたようなハイレスポンス!
- キロ3~キロ4分で超軽快に脚が回る!
- フォアフットで走れる人推奨
スペック


アッパー | ライトロック |
ミッドソール | ライトストライクプロ エナジーロッド2.0(グラスファイバー製) |
ドロップ | ヒール33㎜・前足部26㎜(7㎜ドロップ) |
アウトソール | ライトトラクション コンチネンタルラバー |
重量 | 188g(27.0㎝) |
価格 | 24,200円(税込み) |
外観


アッパーはアディオスプロ4から使用されている、薄く軽量でフィット感の良い「ライトロック」


シューレースやシューレースホールの仕様は、アディオスプロ4やアディゼロジャパン9と同じもの。


シュータンは必要な部分に最低限のパッド(補強)があり、締め込んでも痛くならない仕様。シューズの中で一体化しており、フィット感向上。


ミッドソールは、アディダスの高反発フォーム「ライトストライクプロ」を全面に使用。
前足部26㎜、ヒール部分33㎜の7㎜ドロップと、再設計のロッカーポイントで前足部の傾斜が強くなったのと、横から見ると「ゆりかご」のような形状。


内部には、新たに中距離用の硬さに設計したグラスファイバー製の五本指ロッド「エナジーロッド2.0」を搭載。


アウトソールは、アディダス現行アウトソール「ライトトラクション+コンチネンタルラバー」
おなじみの親指母指球部分にのみコンチネンタルラバーを配置し、最適なグリップ配置と軽量化を図っています。
重量


公式データでは27.0㎝で188g!実際に購入したタクミセン11(27.0㎝)は184g!
重量としては、アディゼロジャパン9>タクミセン11>アディオスプロ4と、エナジーロッドの有無やミッドソールの厚みを考慮すると妥当な重さとなっています。



タクミセン10と比べると10g以上軽くなっています!


サイズ感


素足26.0㎝で、シューズサイズ27.0㎝がジャストフィット!
前作のタクミセン10も27.0㎝を着用しており、同じサイズ感でOKです!
他の着用しているアディダスシューズのサイズ感はコチラ↓
- アディオスプロ4:27.0cm
- アディゼロEVO SL:27.0㎝
- アディゼロボストン13:27.0㎝
- アディゼロジャパン9:27.5㎝
- アディゼロSL2:27.5㎝
似たようなサイズ感のシューズは「アディオスプロ4」
アディゼロEVO SLやアディゼロSL2などの、いわゆる「ジョグシューズ」と言われるものよりも基本的にタイトな作りになっています。



サイズ感はタクミセン10と同じでOK!
フィット感はアディオスプロ4に近いです!


実際の履き心地


実際に履いてみると感じるのは、前作からのフィット感の向上!


ヒール部分から中足部にかけてタイトな作りになっており、前足部にかけてはややゆったり。
全体的な作りはアディオスプロ4に近く、アディオスプロ4よりはつま先部分はワイドになっています!


キロ3分~3分30秒ペースで走ってみると、沈み込み過ぎないレスポンスの良い反発が得られて、非常に軽快なテンポで脚が回せます!


安定感に関しては、前足部はある程度ソールが広くなっているので、フォアフッドで走る人は問題なし。ミッドフッドでも大丈夫だと思いますが、ヒール部分は細くなっているので、ヒールストライクの人には向かないかもしれません。
ある程度速いペース(キロ3~キロ4分)で走るような設計のシューズなので、しっかり前足で着地できるランナー向けとも言えるでしょう。
キロ4分よりも上のペースで走る分には、レスポンスが良いので気持ちよくスピードが出せて、トップスピードだけならアディオスプロ4よりも出てる感じがあります。



アディオスプロ4から柔らかさを抜いたようなハイレスポンス!


ほかのアディダスシューズと比較


右からアディゼロEVO SL、アディゼロジャパン9、タクミセン11、アディオスプロ4、アディゼロSL2、ボストン13




形状に関しては、前足部はアディゼロジャパン9、中足部からヒールにかけてはアディオスプロ4に近い。


アディオスプロ4以降のスピードシューズ系は、アッパーにライトロックを使用しているおり、全体的にタイトな作りになっています。
タクミセン11も例にもれずヒールから中足部は非常にタイト、つま先部分についてはアディオスプロ4の先が細くなった形状ではなく、アディゼロジャパン9より形状になっています。
ジョグ系はエンジニアードメッシュ、スピード系はライトロックを使用する構図が見えますね。


まとめ
今回は、アディダスのショートレース用ハイスピードシューズ「アディゼロタクミセン11」をレビューしました!
タクミセン11の特徴は以下の通り↓
- 駅伝やハーフマラソンなどの短いロードレース用の高速ランニングシューズ
- 高機能フォーム「ライトストライクプロ」とグラスファイバー製の五本指ロッド「エナジーロッド2.0」を搭載
- 前作タクミセン10から12g軽量化(27.0㎝)
- サイズ感はタクミセン10と同じでOK!(素足26cmで27㎝がジャストフィット)
- 履き心地はアディオスプロ4から柔らかさを抜いたようなハイレスポンス!
- キロ3~キロ4分で超軽快に脚が回る!
- フォアフットで走れる人推奨
文字通り、駅伝やハーフマラソン、5K~10Kのロードレースに威力を発揮しそうな高速シューズ「タクミセン11」!
レースだけでなく、インターバル走やペース走などの速いペースでのトレーニングにも相性が良さそうです!


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