こんにちは!
今回は、ナイキのフラッグシップスーパーシューズ「アルファフライ3」をレビューします!
「あのエアーってどうなの?」
「アルファフライ3をマラソン大会用に履きたい!」
そんな人に、エアズームユニットを搭載した唯一無二のスーパーシューズ、ナイキの「アルファフライ3」を外観や仕様、重量からサイズ感、実際の履き心地まで詳しくレビューします!

圧倒的なクッションと反発感のアルファフライ3は厚底シューズの頂点!


ナイキ「アルファフライ3」のレビュー
- 外観、各仕様
- 重量
- サイズ感
- 実際の履き心地


アルファフライ3のレビュー


アルファフライ3はこんなシューズ↓
- 重量は27.0cmで片足204gとかなり軽量!
- アッパーはアトムニット3.0で抜群のフィット感と通気性!
- ミッドソールは極厚ズームXフォーム、フライプレート、エアポッドで異次元のクッションと反発感!
- アルファフライ3は厚底スーパーシューズの頂点にふさわしいスーパーシューズ!
- 耐久性はあまり高くないので、大事なポイント練やレースシューズとしての使用がGOOD!
そんなアルファフライ3をここから詳しくレビューしていきます!


アッパー




アッパーは、ナイキ独自の「アトムニット3.0」を使用しており、伸縮性と通気性に優れた抜群のフィット感と快適性。


靴ひもは薄く軽量で、凹凸のついた解けにくい形状になっています。




ヒールカウンターは高くなっており、アキレス腱部分にあたる内側のパッドはお大き目で、広く面でフィットする作りになっています!



アトムニット3.0は軽量で異次元のフィット!
そして、このかかと部分の作りがとても良い!


ミッドソール






ミッドソールの厚みは前足部が32㎜、かかと部分がちょうど40㎜となっておりドロップは8㎜です。
トップランナーも使用しているので、陸連公式記録は問題ないと思われます。



公認記録認定ギリッギリの厚さ!






ミッドソールにはナイキの「ズームXフォーム」が使われており、中足部~かかと部分はフライプレート(カーボンプレート)をズームXで挟み込む作り。
前足部はズームXの下にフライプレート、フライプレート、の下にエアズームユニットが設置されており、エアズームユニット周辺や足裏の中心部分はガッツリと肉抜き軽量化されています。



こんな設計できるのはエアズームユニットの成せる業。


アウトソール


アウトソールは非常に無駄を省いた作りになっており、前足部側にラバーソールを配置。中足部はズームXむき出しで、かかと部分にラバーがあります。



やはりフォアフットありきのソールですね!


重量


厚底シューズの中でもトップクラスの軽さ!ワンサイズ下の26.5cmだと200gを切ってきます!


サイズ感


ヴェイパーフライ3やズームフライ6と同じサイズ感でOKです!


実際の履き心地


履いた時の第一印象は、非常にフィット感が素晴らしい!
アトムニット3.0の伸縮性とシュータン一体型の包み込むようなフィット感!前作のような履き口の固さもなく非常に快適です!
かかと部分も、高めのヒールカウンターと内側のパッドが非常に良く効いており、軽さを重視したスーパーシューズとしては異次元のホールド感。
シュータン一体の形状と、靴ひもで足首付近までガッチリ抑えられるのも一役買っていて、靴がズレるような感覚は一切なく、非常に安心できる履き心地です!



ヴェイパーフライもこの形状にしてほしいくらい素晴らしいフィット感!


立ってみると、8㎜のドロップ差はあまり感じず、前へ転がるような感覚もアディダスの「アディオスプロ3」などと比べると弱め。
母指球部分にエアズームユニットの盛り上がりのような感覚というか出っ張りを感じるのが、アルファフライならではの特徴的な履き心地です。


アルファフライ3で走ってみた感触
ジョグ(キロ6分)
キロ6分ほどで軽く走ってみると、まず感じるのは驚くほどに柔らかいクッション性。そしてエアズームユニットの反発感。




それと、意外とどこで接地しても良い感じに反発がもらえます。フォアで接地することに越したことはないですが、ミッドで接地してもエアズームユニットが上手く足を運んでくれて綺麗に足が運ばれます。
ヒールストライクでも、かかと部分の形状のおかげか接地から足が離れるまでが非常にスムーズでした。



フォア寄りのミッドフッド着地が一番感触が良かったです!
ペース走(キロ4分)
さらにキロ4分にペースを上げて3kmほどペース走を実施。
ミッドソールの沈み込みを感じて、ワンクッション置くような反発をもらうと、非常に気持ちよくストライドが伸びてくれます!
この感覚はナイキ特有な感じで、アディオスプロ3やメタスピードパリシリーズの速い反発感とは違う印象です。
またクッションも効いているので、10km20kmと距離をのばしても脚に優しく長く走れそうです。
レペティション(キロ3分以下)
最後はキロ3分以下の全力走。
これまでのPBはアディオスプロ3で出した2分56秒だったのですが、その記録を2分54秒に更新。
コンディションが良くない日だったので、記録更新に驚きましたが、全力で走ってもズレないアッパーと200gちょっとの軽さはスピードが出ます!



さすがアルファフライ3!遅いわけがないよね!
ちなみにズームフライ6だと3分切れません(笑)


気になる耐久性






アディオスプロ3みたいにラバーが全体に配置されていないので、普通に歩くだけでも中足部のズームXフォームは削れていきます。
なので、大事なポイント練習やレース本番などで使用するようにすると、長くパフォーマンスを保ってくれます!
アルファフライ3をレース用にして、普段の練習をするなら「ズームフライ6」や「ペガサスプラス」がおすすめです!



アルファフライ3は、ここぞと言うときに履いていこう!




まとめ
今回は厚底スーパーシューズの頂点、ナイキ「アルファフライ3」をレビューしました!
アルファフライ3はこんなシューズ↓
- 重量は27.0cmで片足204gとかなり軽量!
- アッパーはアトムニット3.0で抜群のフィット感と通気性!
- ミッドソールは極厚ズームXフォーム、フライプレート、エアポッドで異次元のクッションと反発感!
- アルファフライ3は厚底スーパーシューズの頂点にふさわしいスーパーシューズ!
- 耐久性はあまり高くないので、大事なポイント練やレースシューズとしての使用がGOOD!
厚底界のパイオニア、ナイキのフラッグシップは伊達じゃない!
自身の走りに合うのであれば、ここ一番の勝負シューズに使いたい一足です!


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